2019.11.26
[師範独白]
先日、合気道の審査会がありました。
通常の道場での審査は、その道場の師範先生が一人で審査をすることが多いです。
私達の「かながわ合気道会」では審査委員長の元、5人の審査員が点数をつけて
合否が決まります。
実は今回、次女が初段に挑戦して、その受けを私が取りました。
次女は間もなく二十歳で成人式、私は間もなく六十歳の還暦、素敵な組み合わせでしょ。
合気道ならではの組み合わせです。こんなの親子関係、憧れませんか?(自慢)
さて、次女は見事な演武をして一般より高得点で初段に合格致しました(*☻-☻*)
父は嬉しくて嬉しくて、本当に自慢の娘だと思いました。
そんな中、娘はある審査員に声をかけられました。
世界に名だたる合気道の先生でロシアなど海外指導も豊富な師範です。
合気道七段、居合道八段、講道館柔道出身でボクシング経験のある先生です。
そんな大先生が娘に声をかけてくれたのです。
後から内容を聞くと、いい演武だったとお褒めの言葉だったそうです。
実はかなり厳しい先生で、褒めることはあまり無いので、私はビックリ仰天しました。
ただ、その後にこう続いたそうです。
受けはドタバタしていて、もっと若い人が取った方が良かったねーー
私はガックリしてしまいました。さすが、厳しい先生です。
やはり落ちはありました。
ただ、私としては娘が褒められた方が優先して、嬉しいには変わりありません。
人生、良い面と悪い面があります。
皆さん、良い面だけ見て生きて行きましょう(*☻-☻*)