居合道範士八段の栗林征喜師範に師事して居合道の稽古をしています。居合道は合気道の理解に大変役立ちます。
居合道継正会は、平成25(2013)年4月に発足した夢想神伝流を学ぶグループです。
日本の伝統文化である武道の一つである居合道を、正しい形で継承することを目的にしています。居合に興味を持つ皆さんと共に学び、現代武道としての居合道の在り方を考える会でありたいと考えています。
◆所 属: 全国居合道連盟関東地区会支部
◆流 派: 夢想神伝流居合道
◆指導者: 栗林 征喜師範(範士八段)
◆稽古日: 原則として、毎週木曜日
◆時 間: 19:00~20:15
◆場 所: 横浜市立六角橋中学校格技場
◆我々が学ぶ居合は?(居合道継正会から転記)
斬る行為は、そのものが現在においては許されない破壊行為に他なりません。居合発祥の時代のように、「殺すか殺されるか」という人の生命に対し厳しい中においては、格闘技としての居合は不可欠であったと考えられます。
しかし、現在においては既に許されない行為・考えであり、斬ることに中心をおく居合は「現代武道」として成り立たないことを理解しなければなりません。すなわち、私達現代人が学ぶ居合道は格闘の概念から脱する居合でなければなりません。
居合は体系化されて数百年の間、様々に工夫・考案され且つ練られて現在に伝わり、長い時間をかけて「人の命を見つめてきた」歴史を持っています。このことは居合を見る場合の重要な点だと思います。現代に修業する我々は、命を見つめてきた精神性を理解し、現代の居合を学び研究して行くことが求められています。
「現代武道における居合道」を見つめ、後世に伝えて行く姿勢が重要だと考えます。これを真剣に考えることが、居合道継正会の大きな目的でもあります。斬ること主体の居合から「人を生かす」居合への創造を目標とする「現代武道」としての居合を見つめ実行して行かなければなりません。
修業を通して、その技、その身体動作、その精神性を学びながら「現在武道における居合道」の創造を行って行くことに大きな意義があると考えています。そうでなければ居合修業は、単に趣味あるいは破壊思考の段階で止まってしまい、尊い日本文化の継承を閉ざすことにつながってしまうでしょう。